PCケースにマザーボードを取り付ける

マザーボードをケースに取り付ける

マザーボードにCPUやメモリーを取り付けしたら、いよいよケースにマザーボードを組み込んでいく。取り付ける前にネジで固定させる部分を確認して専用バックプレートをはめ込んでからしっかりとネジで固定をさせるようにしよう。

 

またPCケースは立てたままではなく左側面が上になるように寝かせて作業をすると非常に取り付けがしやすくなるのでお勧めだ。

 

マザーボードを取り付ける場所はATX、マイクロATX、ミニITX用にネジ穴がある場合がほとんど。ネジ穴にはスペーサーを挿した上でマザーを載せると良い。下記でマザーボードをPCをケースに取り付けるコツを手順と一緒に解説する。

 

ケースにマザーボードを組み込むコツ

 

(1)スペーサーを調整

マザーボードの取り付けで必要な位置にスペーサーを挿したり、不要な位置から外したりして土台調整をしていこう。ネジを挿す場合はゆるめでなくしっかりと固く留めることが正解だ。

 

(2)ネジ位置をチェックしてネジで固定

マザーボードの多くは四隅や中央に4つ〜9つのネジ穴が開いているケースが多い。ケースに仮置きして対応するネジ位置を留める前にチェックすることが大切となる。そして背面すぐのネジ穴に対してマザーボードは揃える。

 

(3)バックプレートを取り付ける

マザーボードに同梱されている専用バックプレートを取り出そう。バックプレートはケース背面に固定させるのですぐに開封しておくと良い。そしてケースに内側からバックプレートをあてがい四隅の一角からはめ込んで、四辺すべてを固定させていく。

 

バックプレートが正しく装着されると背面から四辺の隆起した輪郭線がはっきりと見えるはず。未完成のまま装着させるとマザーボードを取り付け時にズレが生じてしまうので慎重に行うようにしよう。

 

(4)マザーボードを本設置して固定完了

マザーボードの設置はバックプレートの張り出しの下を潜るように背面端子側から慎重に配置する。そして全てのネジ穴がスペーサーに乗るように意識すると上手くいきやすい。マザーボードの配置が終わったら付属のネジでマザーボードを固定していく。注意点はネジにはミリネジ、インチネジがある。ケースの仕様によって使い分けるようにするのでスペーサー調整時にどちらのネジを使うか確認しておこう。

 

必要な分だけネジを留めたらマザーボードの固定は完了となる。最後はメモリーのストッパー、CPUクーラーのコネクターが外れていないかなどをチェックして次の工程に移る準備をしていこう。

 

 

 

続いてはグラフィックカードを取り付けていく作業になる。特にゲーム用PCとして自作する場合は最も3Dグラフィックに影響を与えるパーツであり高価でもあるので慎重に取り付けをしていこう。