自作PCの主流パーツ

自作PC作るなら知っておきたい標準的なパーツ構成

自作パソコンといっても個人によって作りたいスペックのPCは異なっているはずだ。ここでは最近の主流となっているパーツや構成を紹介していきたいと思う。自作したいけど、パーツ構成やスペックをどうしようか迷っている人は参考にしてほしい。

 

CPU

最近の主流はもっぱらIntel社製 Core iシリーズだろう。自作でも主流となっているのはLGA1150ソケットに対応しているHaswell Refresh世代のCore i-4000シリーズが自作PCでも大人気だ。重たい3Dグラフィックゲームをやるのであればハイエンド向けとされているCore i7-5000なども良いだろう。

 

SSD

ゲームPCを自作するなら欠かせないのSSDだ。HDDに比べて高速な読み書きが可能。SSDストレージの売れ筋といえば240〜256GBモデルと言える。ただしゲームを大量にダウンロードする予定であればSSD512GBなどより大容量なストレージが欲しくなる。

 

PCケース

入門用でコンパクトを選ぶとパーツ入らない。干渉してしまうなどトラブル出てくる。入門者はミドルタワー以上のケースを使うようにすると作業も捗るぞ!入門向きとしてはATXマザーボードが入るミドルタワータイプが良い。このサイズになるとケースデザインはもちろん、内部の配置、静音性など多種多様なPCケースが販売されている。

 

ディスプレイ

PCゲームをやるのであれば主流となっているのは21〜24インチの液晶ディスプレイだろう。もちろん解像度はフルHDが主流となっている。より高画質にこだわりたいのであれば4K画質に対応したディスプレイを準備するのもありだ。しかし4Kに対応した自作PCを作るとなるとかなりパーツ自体も高性能パーツを準備してハイスペックPCを組み立てることになる。初心者には少し荷が重い自作だと言えるかもしれない。またディアルディスプレイをするならもう一台モニターが必要になるのは言うまでもないだろう。

 

マザーボード

CPUと連動してZ97、H97マザーのラインナップが自作PCでは人気となっている。基盤サイズはATX、マイクロATX、小型ミニATXなど選べる。売れ筋となっているZ97、H97を選ぶようにしておけば間違いないだろう。

 

HDD

SSDと比べてもHDDは容量単価が素晴らしく安い。しかしSSDに比べると読み書きが遅いといったデメリットがある。基本的に現在の主流はシステム系はSSD。音楽、画像、動画データの保存場所としてHDDを選ぶ人が増えてきている。HDDの売れ筋といえば3.5インチ型の3〜4TB容量タイプだ。また一台に複数のHDDを搭載することも珍しくなくなってきている。自分の使い方に合わせた容量をチョイスするようにしよう。

 

電源ユニット

電源はパーツ構成によって必要な容量は変わってくるがゲーム用途であれば500W〜700W程度が主流と言える。安定させるなら定格600Wくらいが妥当な電源容量と言えるだろう。ケーブル着脱ができるプラグイン式が最近の人気電源ユニットになっている。

 

メモリー

ディアルチャンネルが構築できるDDR3メモリーの2枚組である8GB、16GBが高い人気を誇っている。LGA2011-V3環境で使うこともできるDDR4もあり今後の主流になっていくであろう。

 

グラフィックボード

PCゲーム、動画編集など負荷の高い作業をするなら絶対に欠かせないのがグラフィックボードである。主流はNVIDIA GeForce GTX900シリーズが主流になっている。このシリーズはBTOメーカーのゲームPCにもよく使われている。値段は張るがグラボがあれば高グラフィック、高フレームレートを叩きだしてゲームができるぞ。

 

OS

パソコンのオペレーションシステムになるのがOSだ。Windows7/8/10など好みで選ぶことも可能。ゲーム主体で使い、昔のゲームをやりたいのであればWindows7を入れておいた方が現在では良いかもしれない。しかしDirectX12をサポートするゲームをやる場合、DirectX12をサポートするOSはWindows10になるので最新ゲームをこれからプレイするならWindows10で問題ないだろう。