PCケースを準備して電源ユニットを取り付ける

PCケースの準備をする

マザーボード周りの作業が一旦完了したら続いてPCケースを準備して作業をしていきます。PCケースは自作PCの中で最もパーツとして大きな部品になります。できるだけ全身を使って丁寧に開封することから始めていきましょう。

 

今回はPCケースの開封儀式、電源ユニットの取り付けまで解説していきます。もう少しで自作PCも完成なので頑張っていきましょう。

 

PCケースを開封して保護材を取る

PCケースを囲っているダンボールを丁寧に取り除いたら保護材を外していきます。そして両側面のパネルを外して同梱品を取り出せば作業の土台にすることができます。また側面パネルは作業の最後まで必要とならないのでどこか安全な場所に保管しておくようにしよう。

 

(1)天地を逆にして開封する

PCケースをダンボールから出すコツとして正規向きの状態で上部を開く。その上でゆっくりと優しく逆さにしてダンボールを引き上げるようにすると力を入れずとも簡単にダンボールからPCケースを出すことが可能だ。またPCケースに傷も付きにくい。

 

(2)両側面パネルを外す

ダンボールからPCケースを出して保護材も外したらPCケース左右の側面パネルを取り外すようにしよう。多くはPCケース背面にネジで固定されている。外して傷がつかないように側面パネルを外して安全な場所に保管しておこう。側面パネルはPCケース内部の作業が完了するまで使う機会がないからだ。

 

(3)内部の同梱品を取り出す

マニュアル、同梱品といったものはPCケース内部に保管されているケースが多い。側面パネルを開けて同梱品があれば取り出して保管。PCケース内部は空の状態にしておくことが円滑な作業を進めるコツでもある。

電源ユニットをPCケースに固定させる

PCケースを開封して保護材、同梱品の取り出しが完了したら続いて電源ユニットをPCケースに固定させていく作業となる。基本的に電源ユニットはケース後方の底部、上部に取り付けることが多い。PCケースを見ると電源を設置する場所である電源ベイがあるはずだ。

 

また電源ユニットを固定させる方法は非常にシンプルになっている。基本的に背面からネジ4本で止めるだけの簡単な仕組みだ。今ではPCケースに初期から電源ユニットが設置されているモデルもある。ここは自分の買った電源ユニットやPCケースに合わせて臨機応変に対応していこう。

 

ではPCケースに電源ユニットを固定させる時の注意点やコツを解説していく。

 

(1)電源ユニットを開封

買ってきた電源ユニットは箱に収められているはずだ。箱を開封してまずは電源ユニットだけを取り出すようにしよう。外部電源コード、着脱式ケーブルなどはまだ使わないので箱に保管しておこう。

 

(2)電源ベイに仮置き

PCケースの中に電源ベイと呼ばれる電源ユニットを設置する場所がある。わからない場合はPCケースマニュアルを参照して場所の特定をしよう。

 

まずは仮設置。
注意点として電源ベイの位置が上部なら電源ユニットのファンが下向きになるように設置する。底部ならファン側が上部に向くように設置するのが電源ユニットの基本となる。

 

(3)ネジ4本でしっかりと固定させる

仮設置が完了したら同梱品にある固定ネジを取り出してPCケース背面から電源ユニットを固定させる。基本的に四隅を固定させるようにできているはずだ。ネジ取り付けのコツとしてCPUクーラーと同じく対角線上に止めていくとズレ、遊びなく綺麗に固定させることができる。

 

(4)ケーブル装着は臨機応変に

電源ユニットを設置したら電源ケーブルを装着させても良し。しかし今後の作業の邪魔になるようなら後からでも電源ケーブルの設置はできる。邪魔になるようなら状況に応じてケーブルを設置しよう。ただし忘れないように。

 

電源ユニットの固定が完了したらストレージを続いて取り付けしていく。
HDD、SSDなど自分で構成したストレージパーツを準備するようにしておこう。